冬期講習の後に行う通常授業では、

 

 

 

中１，２生には学校の宿題サポートを中心に勉強をさせています。

 

 

 

今日の授業中、Ａ君が国語のテキストを開いて何かを書き始めようとしていたため、何をやろうとしているのか聞いてみました。

 

 

 

毎日ノートや自学ノートを埋めるために、

 

 

 

国語のテキストの問題文や正しい答えを書き写す子は少なくありませんが、

 

 

 

国語であればそのやり方は効果がないため、

 

 

 

もしそれをやろうとしていたら、別のやり方を指導しようとしたのです。

 

 

 

ところが、Ａ君は違っていました。

 

 

 

きちんとテキストをどう使って、どのような勉強をしようと思ってます、

 

 

 

とはっきり答えてくれました。

 

 

 

自分の考えがあり、自分の意志で勉強をしようとしていたため、

 

 

 

「それは邪魔して悪かった。ごめんな」と謝って続きを解かせました。

 

 

 

きちんとした考えのもとで勉強をしようとしている子の邪魔はしませんし、したらきちんと謝らなければなりません。

 

 

 

謝った後に、A君がちゃんと自分の考えをもって勉強に取り組んでいたことが、とても嬉しく感じました。

 

 

 

解いている時に集中力にかけた答えを書くことも多いA君ですが、

 

 

 

やらされる勉強ではなく、

 

 

 

自分で考えた上で勉強に取り組めるようになっていました。

 

 

 

その成長は、本当に嬉しかったです。

 

 

 

一区切りついたところで、他にも国語のテキストのこの部分を使って勉強をするといいよとアドバイスをあげました。

 

 

 

塾生は日々大人になっていきますが、

 

 

 

考え方や行動の面での成長は、やはりとても嬉しいものです。

 

 

 

毎年塾生の多くがこのように成長しています。

 

 

 

他の子も、彼のように成長していってくれるよう、より一層気を引き締めて指導して参ります。