大分レスQ学習館 公式ブログ
2023-11-13 22:43:00
注意した後のB君の行動と「考える指導」
常時換気と空気清浄機の利用を継続しながらも、暖房をつけ始めました。
快適な環境で勉強に取り組んでもらっていますが、
なかにはウトウトとしてしまう子もいます。
今日は中3生のB君が、授業中についウトウトし始めたので、
同じ中学の友達でもあるC君に起こしてもらいました。
(私は塾生には触れないようにしています)
最近は集中してくれていましたが、
元々勉強が大嫌いで、入塾当初は毎回のようにウトウトしていました。
疲れやつい暖かいからと理由はあるでしょうが、
授業中に居眠りはもちろん、
ウトウトして眠りかけること自体が厳禁です。
実際に解いたページを見ても、
何を書いているかわからない適当なものだったため、
中3生かつ、期末テスト前でもありますし、
「そんな中で勉強しても頭に入らない。テスト対策として自主学習やジョイフルワークを解きなさい」と指示しました。
眠い中では勉強しようがないですし、
解説しても頭に入らないためですが、
反省させたいという気持ちもありました。
少しして反省している様子だったため、
再度テキストを持ってくるよう指示し、解かせましたが、
その際に「さっきはすみませんでした」と謝ってきました。
以前まではなかったことです。
この成長は嬉しかったです。
(もちろん居眠りしようとしていたことはダメなのですが)
解いた後の解説で、
なぜ今この単元を解かせたのか、
どこを復習すればいいのかを伝えました。
居眠りしている子を叱り、保護者連絡の上追い返すことは簡単ですが、
授業中に寝そうになってたのは悪かったなあと反省して
次の行動を取ってもらうことが大切だと考えています。
きちんと謝罪出来る子は少ないですし、
B君も以前までは謝罪はせず、行動だけ(反省している様子と、その後はしっかり解くこと)をしていましたが、
今日はちゃんと謝罪して来てくれたのでそれは嬉しかったです。
複数人を同時に見つつ、解き終わった子には1対1の個別指導をしていますが、
全員が見渡せるようになっていますし、
長年の経験で、複数人いても授業が出来るコツ、
(しかも指導時は1対1の個別指導を行いながら、
他の子には問題を解き進めさせる授業をするコツ)
は身についていますから、完全に眠りこける子はいませんし、
だいたい危ないなと思ったら先に声掛けをしています。
お勉強が苦手な子を専門に指導し続けていますから、
他の塾の先生、お勉強が出来る、意欲のある子しか指導していない先生には出来ない授業の進め方をしています。
(複数人いる中で、指導時は1対1の指導なんて出来るはずがない!と思い込んでるタイプの先生も多いです。
こういう先生はどうすればいいか考えられないのです。
マニュアル漬けの指導や、普段からルーティーンワークしかしていないので、考えて指導することが出来ないのです。)
複数人いる状況で授業をするにはどうすればいいのか、
例えば発達障害があると診断を受けた子や、
学校の授業が受けられず別室で受けてる子がいる場合はどういう席順にして、どういう指示をしていけばいいのか、
これらを考えて行動し、
別の方法やより良い方法はないか考え続けることをしたことがあるのかどうかでしょう。
当塾はそれを10年間続けてきています。
独りよがりの考えにならないよう、
他塾や他県の指導者、責任者の方の意見も伺い、
今の世の中、首都圏などではどういう流れなのか常に情報を入れながら、指導方法を考え続けています。
話がずれましたが、明日からも、期末テスト対策を続けて参ります。
風邪に注意しながらも一緒に頑張っていきましょう。