大分レスQ学習館 公式ブログ
2022-03-17 15:30:00
普段の【字】から指導しています
毎日ノートや自学ノートのサポートをしていますが、
宿題サポートだけやっているわけではありません。
塾のテキストを解かせての指導がメインです。
その際に、よく字について指導します。
平均点以下のお子様のほぼ全員が、字が汚いです。
きちんと書けば綺麗で読みやすい字は書けるのですが、
テキストや毎日ノート等に書く字は、
綺麗に書こうと意識せずに書いているため、とても汚いです。
英語であれば
「これは大文字?小文字?」
「hなの?nなの?」というような子が多いですし、
中には平仮名やカタカナであっても「これは何?」という字を書く子もいます。
例として挙げるならば、多いのは【シ】と【ツ】です。
また【が】と書くところを【ガ】と書いてしまう子もいます。
字のクセの中でも、特に平仮名やカタカナ、
そして漢字はクセになってしまっているので、
1回言ったからと言って直るものではありません。
言ったその日はきちんと書いても、
次の授業の時にはまた同じ書き方をします。
(字に関しては1回言ってすぐ直る子はまずいません)
このため、繰り返し言い続けています。
字について指導すると、殆どの子が「読めるじゃん」と言ったり、
言わなくても言いたげな表情をします。
確かに「このつもりで書いてるんだろうな」とこっちが大目に見ればそう読めます。
しかし、テストや入試ではどうでしょうか。
テストや入試は他人が採点をします。
その人が「これは【シ】じゃなく【ツ】だ」と判断すれば×になりますし、
「平仮名の【が】ではなくカタカナの【ガ】だろう」と判断すれば×にされます。
実際に大東中学の生徒で【ロシア】と書いたつもりが、
先生が「【ロツア】に見えるから」と判断したために、
テストで×になった子がいました。
繰り返しになりますが、字はクセになっていますので、
普段から気を付けて直していかなければ絶対に直りません。
テストや入試本番で緊張していると、
クセになっている字を書いてしまいます。
普段の授業から、字のことまで、しっかりチェックして指導しています。