大分レスQ学習館 公式ブログ
2021-07-01 23:49:00
質問をしてくる子はまずいません。
当塾では、
「わからないところがあったら教えてね。解説するね。」
という指導はしません。
積極的な子やお勉強が得意な子であれば問題ない指導方法ですが、
お勉強に消極的な子や、
平均点以下のお勉強が苦手な子には適さない指導法だからです。
保護者様からもよく
「うちの子は質問をしない子なんです」
とご相談を受けるのですが、
10年近くお勉強が苦手な子を専門として指導してきた経験から言えば、
お勉強が苦手な子で、自分から質問してくる子は殆どいません。
毎年1人いるかいないかです。
まずお子様は自分から「ここがわかりません」とは言いません。
どこがわからないのかもわからない、
何を質問していいのかもわからない状態な子も多いですし、
質問をしたくても性格的に出来ない子もいますが、
質問をしない一番の理由はよだきぃから、
つまり勉強したくないからです。
平均点以下のお子様のほぼ全員が、勉強への意欲が低いです。
やりたくないのにお母さんが行けっていうから通っているような子たちばかりです。
やりたくないのに無理やり勉強させられていると思っている子たちですから、
勉強はしたくないのです。
しかし、もし「わからない」と質問をしてしまうと、
先生による解説の後に
「確認のために同じような問題を解いてみようか」と追加で問題が出されます。
やりたくない勉強を余計にすることになってしまいます。
なので、わかっていなくても質問をしないのです。
当塾では、生徒からの質問を待つ指導ではなく、
こちらからわからないところ、わかっていないところを指導しています。
そうすることで、卒業までにはほぼ全員が
自分からわからないところが言えるようになっていきます。
(性格的にどうしても言えない子もいますが、それは仕方ありません)
成績を伸ばし、志望校合格に導くだけではなく、
自分から勉強をする、自分から言える、動ける子供に導く指導をしております。