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中3生、実力テストや模擬試験で100点未満の子にとっての最後の砦
「三者面談で県立高校は難しいと言われた」
そう仰って塾にいらっしゃる保護者様は毎年複数人いらっしゃいます。
これまで記事にしてきた通り、
中3生のほぼ全員が、入塾時は100点未満のお子様ばかりでしたが、
そこからほぼ毎年、県立高校入試で全員合格に導いてきました。
少なくとも明野地区の中では
100点未満のお子様を1番伸ばせる塾だと自負しています。
しかしながら、伸ばせない場合が2点あります。
1点目は、本人にやる気が無いこと。
本人のやる気が無ければどうしようもありません。
2点目は、時間です。
恐らく三者面談で
「県立高校は今のままだと難しいよ」
と言われたお子様保護者様、
実力テストで50点~60点のお子様は
全員どちらかの塾に入って夏期講習を受けていらっしゃると思いますが、
特に後者の実力テストで50~60点前後のお子様で、
夏期講習も受けていない子は、今からの大逆転はかなり厳しいです。
「今から頑張る」
「ようやく子供が勉強する気になってくれた」
よく聞く言葉ですが、特にそう仰るお子様や保護者様ほど、
見落としがちなことが2点あります。
まず1つ目。
例えば今日から勉強をやると決めて1日10時間頑張ったとしましょう。
しかし、それを毎日し続けることは現実的ではありません。
人間である以上、全力疾走をし続けることは出来ません。
仮に「テスト前日に10時間勉強を頑張ったらいい点が取れた」
ことがあったとしても、その成功体験をくり返し続けること、
毎日10時間の勉強をし続けることは出来ません。
一瞬だけだから何とかなったのです。
それを続けていくことは出来ません。
全力疾走を毎日し続けるなんて出来る人間はいません。
そしてもう1つ。
「自分が勉強しているということは、
他の子も同じように勉強をしている」ということです。
合格のためには順位をあげなければなりませんが、
順位を上げるということは、他の子を追い抜くということです。
仮に自分だけが勉強をしていれば順位はどんどんあがっていくでしょう。
しかし、これからの時期は、
中3生全員がしらしんけん勉強をしているのです。
そんな中で順位を上げていくことが、決して簡単なはずはありません。
マラソンやリレーで例えれば、
いくら自分がしらしんけんに走ったとしても、
前の走者も同じようにしらしんけんに走っている上で、
かなりの差がついている状況です。
その状況で差を縮め、追い抜くことがどれだけ厳しく難しいか・・・
おわかりにならない方はいらっしゃらないでしょう。
今からの時期に70点くらいの子が成績を上げるためには、
的確な指導の下で、
お子様にそれこそしらしんけんどころか、
泣くほど努力してもらわないと、点数を上げてはいけません。
もし今まだ塾に通っていないお子様保護者で、
模擬試験の結果が300点満点中の70点くらいで、
どうしても県立高校の普通科以外の高校に合格をしたい子が
いらっしゃれば、お問い合わせください。
(普通科以外で会っても大分商業や情報科学は厳しいです)
ご面談の際には期末テストと実力テストの点数と
学年順位を成績カードのコピーと共にお持ちください。
学年順位がわからなければ、学校の担任の先生に聞いていただければ助かります。
今からの時期は、平均点より下の子は
なかなか受け入れてくれない塾が多くなります。
他塾で断られた方も、当塾にお越しください。
なお、学校の模擬試験や塾で行った合同模試の結果で
転塾をご検討中の方も募集します。
募集コースは学び放題コースのみです。
ご検討中の方はお問い合わせください。
注)大分市子どもの学習支援事業の対象の方や、
その他経済的理由で学び放題コースでの受講が厳しい方は、
ご面談の際にお伝えください。
最大限考慮します。