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「勉強しようとする意欲がわかない」子はどれくらいいるでしょうか
当塾では昔から
「自習室は通わない。
特にお勉強が苦手な子は、自分からは絶対に通わない」
と言い続けてきました。
だからこそ「自習室よりも授業を受けよう。
そして安価な月謝でたくさん通えるようにしよう」
と、安価なお月謝を提供できるよう努力してまいりました。
昨年から始めた「通い放題コース」も
「塾生が通うようなやり方」を取っているため
通っている子の出席率は非常に高いです。
(どうやっているかは企業秘密です。長年の経験で培ってきたやり方ですから)
さて、なぜ最初にこのようなことを書いたかと申しますと、
実は先日記事にした「勉強の仕方がわからない」子の調査データの中に、
「勉強しようという気持ちがわかない」と答えた子のデータもあったためです。
果たしてどれくらいの子が
「勉強しようという気持ちがわかない」
と回答しているのでしょうか。
なんと中学生の6割以上の子が
「勉強しようという気持ちがわかない」
と回答しているのです。
全体の6割ですから、
平均点以下のお子様やお勉強が苦手な子に限れば
かなりの数字になるでしょう。
「自習室」に魅力を感じていらっしゃる保護者様にお伝えしたいのは
「6割以上の中学生が、勉強しようという意欲がわかないのに、
自分から自習室に通うと本当にお考えでしょうか?」
ということです。
保護者様が「塾に行きなさい!
今日は塾がないけど自習室で勉強して来なさい!」
と毎日言い続けるというのであれば別ですが、
言い続け、行かせる仕事をご自身でやらなければ、
自分から勉強をしに行くことは決してありません。
お勉強が苦手な子が、
自分の意志で、
塾のない日に
「自習室に行こう」
と思って行動すると本当にお考えなのでしょうか。
お子様は朝早く起きて学校に行き、勉強をし、
部活のある子は部活もして帰ってきます。
そこから塾が無いのに
「自習室に行こう」
と自分から行動をすると本当にお考えなのでしょうか。
「平均点以下のお子様」「お勉強が苦手なお子様」であれば
決して自分から自習室には通いません。
私の長年の経験だけでは根拠に乏しいと思われる方もいらっしゃるかと思い、今回はデータも使いました。
普通科以上を目指されるお子様には、自習室はとても有効です。
むしろ自習室を使いこなせなければいけないのが、
普通科以上を目指すお子様でしょう。
自習室の存在を否定しているわけではありません。
お勉強が苦手な子、平均点以下の子は、
自習室の有無ではなく、
塾の講師の指導が合うか合わないか、
教室長や塾長が信じられるか否かで塾を選んでいただきたいと思い、この記事を書きました。
当塾のように「通い放題」の塾も増えてきています。
恐らく今後「通い放題」の塾は増えていきます。
自宅で勉強しないことでお悩みの保護者様は、そういう塾も検討されてはいかがでしょうか。